給湯器の寿命・耐用年数

10年～15年位が多数

毎日フル活動の給湯器にも寿命があります。給湯器メーカーは耐用年数は10年と謳っております。

勿論、使用頻度や状況、設置場所の環境などで左右されますが

経験上10年～15年位が多数ですが、中には27年使えたと、以前お聞きした事があり長寿な給湯器の

ケースもありましたが特別な例でしょう。

10年位からだんだん故障し始めて13,4年位でピークを向かえ年数が経つほど減る傾向にあります。

給湯器も急に故障する訳ではありません。

故障する前に何らかのサインが出ます。お湯の温度が安定しない追い焚きが温い

本体から音がするなど給湯器の不具合を早い段階で見つけ交換することが賢明ですが多くの方は気付かず

給湯器の限界まで使用し完全に使用出来ない状況になってからお電話を頂く場合がほとんどです。

しかも冬の方が壊れやすく即日工事が出来ない場合はお湯が出ない状態で何日か過ごす事となり

かなり不便な思いをする事になりますので

10年以上使用した給湯器は壊れる前に交換をお勧め致します。

なかなか気付かない症状

毎日使用する給湯器、少しづつ使用時の温度が温くなったり、シャワーの勢いが弱くなるので

なかなか気付きにくいものです。これは寿命や耐用年数とは直接関係が無いかもしれませんが

シャワーの温度だけ温く洗面所やキッチンなどは通常通り設定温度のお湯が出る場合は

給湯器本体の故障では無くシャワー水栓の故障、寿命の場合が多いです。この場合は給湯器を

追い焚きしても温かくならないなどの場合は循環金具のフィルターを一度掃除してみてください。

交換しても直りません。シャワー水栓を交換しましょう。それでも直らない場合は専門家に見て貰うか

給湯器を10年以上使用している場合は交換が賢明です。その他リモコンにエラーコードが出ている場合は

一度どのエラーコードなのか調べるのが良いでしょう。

お使いの機器はどのような症状ですか？

●点火しない、お湯が出ない●

・給湯器の近くにある、水栓やガス栓を全開にしてありますか？

・電源は入っていますか？給水元栓とガス栓を全開にしてください。

・電源プラグをコンセントに差し込んでください。

・激しい風雨や台風、積雪の後ではありませんか？

・湿気で点火しにくくなることがあります。しばらく時間をおいてから再度お試しください。

・リモコンにエラー表示が出ていませんか？

・リモコンの運転スイッチを一度切ってから入れ直してください。

●お湯はりに時間がかかる●

・気温が低い季節ではありませんか？気温が低い冬は水温も低くなるため、同じ温度の湯を沸かすのにも

　夏より時間がかかります。

たまには確認しましょう

●給湯器本体から水漏れしている●

これは本体を見れば一目瞭然です簡単です。微量な水漏れの場合には気が付きにくいですが

給湯器本体から水漏れしていても使用出来る場合がありますが、給湯器にはガス管や電源などが

ありますので水漏れを見つけたら使用するのは止めましょう。

たまには給湯器本体を見て確認してください

●給湯器から音がする●

かなり前になりますが、お客様が音がするけど使っていたら大きな爆発音がして見に行ったら

給湯器上部が黒くなっていたなんて話も聞きました。

実際、給湯器交換の際に確認すると排気口が黒く焼けた様になり、外壁の一部も黒くなっていました

さすがにその1回しか聞いた事がありませんが幸い、その程度で良かったですが一つ間違えたら大事です。

たまには給湯器の使用時に異音などしていないか点検してください。

現在の給湯器の号数を確認

まずは、現在使われている給湯器の号数を確認しましょう。

確認の仕方は実はとても簡単です。

・給湯器の型番の調べ方・

ガス給湯器の型番は、給湯器本体の前面(もしくは側面)に貼付された銘板シールに記載されています。

（型番ではなく、品名・製品名と表記しているメーカーもあります）

※リモコン記載の英数字は、給湯器の型番ではありませんのでご注意ください。

給湯器の号数の違い

ガス給湯器の能力を示す数値として「号数」というものがあります。給湯器がお湯を出せる量は

その機種の能力（号数）によって異なります。 号数とは、水温＋２５℃のお湯を１分間に何リットル

作り出せるかを示す数値で、たとえば ２０号の給湯器であれば、水温が１５℃のとき、４０℃のお湯を

１分間に２０リットル出すことができます。

簡単に言うと、号数が大きいほど給湯能力が高くパワフルで、同時に使えるお湯の量が増えるという事です。

生活スタイルに合わせ選択する

給湯器選びで一番重要なポイントとなる点は、現在の給湯器の号数で不都合があったかどうかです。

特にお困り無く今までお湯が使えていたのならば、現在の給湯器と同じ給湯器は号数で問題ありません。

給湯器は号数を変更することができます。

交換をする時には、今付いている給湯器と同じ大きさで大丈夫か？

数年後の家族構成はどうなっているか？

などを考慮して、号数を決めてみてはみてはいかがでしょうか。